これまでの経緯⑤

さあ始めました「相見積」。

 

渦中の最中だといちいち書いていくのですが、過ぎ去った夏の出来ごとなので、適当に掻い摘んで。。。

 

グランドx-ムはモデルハウスは良かったのですが、話しを進める中でちょっと違和感と心変わりもあり、途中で辞めました。「せっかく借金して建てるのに、、、」という言葉に尽きます。

 

x条工務店は、やはり和風過ぎる感じがあって、見積をお願いする前に辞めました。オール床暖房とか、魅力的だったんですが、同じく「せっかく借金して建てるのに、、、」と思った所があったり。

 

残したのが、「土地を紹介してくれたメーカー」「住友林業」「積水ハウス」です。

見積的には、「住友林業」と「積水ハウス」は同じ位、「紹介メーカー」は500万くらい安かったように思います。

 

 

ここでまた出会いがありました。それは「積水ハウス」の営業マンさんです。

熱心でやる気があり、良い方でした。積水ハウスの宣伝を受けていた時、自分には衝撃的な一言を言いました。「ウチはダイレクトジョイント、と言って、基礎に直接柱を建てる工法です。これが強いんですよ!ウチ以外では、住友林業のBF以外ありません」という話し。

 

この一言は、自分のハートに「ズギューン!」と響いたわけです。「ダ、ダイレクトジョイント...」と。。。そう、彼の良くなかった点は「住友林業のBF以外」と言った所でした。。。

 

住友林業の営業マン:きこりんは、長年の経験値なのか、設計で無くてもある程度の構成図を書けました。他メーカーの営業さんも書けましたが、きこりんの違いは、自分達の要望の1つ先を行くデザインを提案してきた点。「広いリビング欲しい」という内容に対しても、「BF工法を使えばこのサイズに出来ますが、あえてこのサイズに抑えましょう。その上で、この部分にリビングにはやはり収納が必要です。家はアクセサリーやインテリアとは違います。生活していく上で、最低限の収納構造が必要です」と言うように、1つ先の提案をしてくるのです。

 

結局自分達は家に関しては素人です。初めての買い物で、最後の買い物の可能性が高いです。なので自分としては「自分達の要望を叶えてくれるメーカー」より「その先を提案してくれるメーカー」を探していました。

 

その上での「ダイレクトジョイント」です。ここで、一気に住友林業へ傾くことになりました。妻も、デザインというか全体的な構造デザインで、すでに林業を気に入っており、「もう、ここしかないのではないか?」という結論に至ったのでありました。

 

問題は予算です。思っていたより300万程度高く、その後のインテリアや色々を考えると、上がり300万から500万程度には上がりそうでした。

なので、やはり最終的に交渉しました。正直交渉に意味を感じませんが、一応。。。

 

住友林業のスゴイ所は、なかなか値下げしません。全体的には、約8%程度の割引になりましたが、それ以上は引きません。

 

個人的な意見では、値引きはデモンストレーションかと思っています。利益が出ない契約をメーカーがするはずありません。元値を上げるか、引かないか、どちらかかと思います。

 

で、それ以上の値引きはせず、「お互いに現実を見つめて進めることで妥協しましょう」という言葉だけ吐き捨てて、契約することにしました。

 

ここから、住友林業での家を建てる計画が始動することになりました。